ITエンジニアとして働いている人であれば、誰しも一度はフリーランスとしての独立が頭をよぎったことがあるのではないでしょうか。フリーランスになれば収入もぐっと高くなる可能性があり、働く時間や場所も限りなく自分の理想に近づけていくことができるようになります。しかしこれはあくまでも、フリーランスとして成功した場合の話であり、独立に失敗する人も少なくはありません。むしろ成功者の方が少ないということは明確に認識しておく必要があります。
履歴書は企業にアピールする重要なツールです。職歴はもちろん、志望動機や自己PRであなたの技術力やポテンシャルを効果的に伝えましょう。具体的なエピソードを交えて、実績や課題解決能力をアピールすることで、企業の関心を高めることができます。また、読みやすさにも配慮し、誤字脱字、略称に注意が必要です。第三者による添削も、客観的な視点を取り入れる有効な手段です。より質の高い履歴書を作成し、転職活動を成功させましょう。
転職の成功には、自分自身を見つめることが必要です。これまで経験してきた職務や重ねてきた実績を、具体的に紙に書き出すことによって、キャリアの棚卸をしてみましょう。そして自分自身を客観的に知るためには、自己分析も大切です。感情に任せて自分を卑下したり持ち上げることのないよう冷静にこれまでの自分と今の自分、そしてこれからの自分というものを定期的に見つめ直しましょう。難しければ、転職サービスのキャリアカウンセリングなどを利用する手もあります。
会社勤めをして社会人生活にも慣れてくると、会社のために頑張れなかったり人間関係に嫌気が差すなど、職場環境への不満がいつしか転職のきっかけになるようです。しかし即戦力を求められるため、まずは社会人として3年以上の実務経験を積んでおかなければ転職は難しいでしょう。新卒時とは異なり中途採用の時期は企業によって様々ですが、3月末決算が多いことから下半期の10月を目指しつつ、7月か8月が狙い目かもしれません。